この日は午前中は業務改善表彰。
これは毎年それぞれの所属で業務を行うなかで考え、改善した取り組みを報告することで改善のアイデアや手法を共有化すること、職員の問題解決能力や改善意識の向上を図ることを目的に実施しています。今回から市民の皆さまにも公開で最終審査と表彰式を実施しました。
1位 機能分担型滞納整理(若葉区納税課)
税の徴収業務において従来は地区割りによる個人能力主義・自己完結型で事案の処理をしていましたが、個人の能力差によって担当ごとに進捗に大きな差が出ていたこと、経験の浅い職員が重い案件を処理できず処理が進まない一方でベテラン職員が小額滞納も処理する効率の悪い実態がありました。
そこで、係内で2人1組による班体制を取り、初動班(新規滞納整理、初期調査)、機動班(高額滞納案件など)、整理班(最終処理など)と役割分担をした結果、若葉区の平成21年度滞納整理額は6区役所中1位の実績を残しました。また、2人1組とすることで優秀な後継者の育成、ノウハウの伝授にも役立っているとのこと。
このノウハウは10月から開始した市税事務所にも引き継がれ、千葉市の徴収業務の改善に大いに役立っています。これは税務事務だけでなく、様々な業務に展開することが可能です。
2位 指導救命士を活用した救急隊員指導制度の導入(消防局警防部救急課)
救急救命士が制度化されてから20年が経ちますが、実務経験の積み重ねによって高い能力を身に着けた救命士を指導救命士として任命し、今まで医師が担っていた救命士育成のうち、実技指導などの部分を彼らが担うことで、より効果的な育成を可能にしました。
救急救命士制度の開始は全国初の試みで、救命士育成能力の向上はもちろん、こうした任命制度があることにより救命士の職務意欲向上にもつながっているとのこと。国や他自治体からも問い合わせがある取り組みとのことで、今後の展開に期待します。
3位 定型化!誰でも作れる申請書(建設局下水道管理部下水道維持課)
下水道工事に関する市への申請書が申請者毎にバラバラで内容審査に時間がかかっていたほか、ミスが散見されるため申請者への修正事項の要求も多く発生していました。
そこで、図面を簡略化・パターン化した定型様式を用意し、空欄に数字を穴埋めするだけで申請できるようにしたことで、申請者の図面作成時間の軽減(30〜60分⇒10分)が図られたほか、市の審査時間も1件あたり半分に短縮することができたとのこと。
これも他の申請業務などに展開が可能です。様式の工夫により、1作業毎の時間を短縮すれば、それが積もれば相当なコスト削減につながります。
4位 地域住民による公園の樹木管理(若葉公園緑地事務所)
地域住民の手により公園の低木の剪定や寄植え・生垣の刈り込みを実施してもらう取り組みです。
今までも多くの公園で清掃協力などを自治会などにお願いしていますが、さらに踏み込んで業者委託していた部分についても市民の力を活用する取り組みは今後の市政のモデルケースとなりうるものです。
5位 母子家庭就業・自立支援センター事業相談件数報告の作成について改善(稲毛区こども家庭課)
日々の相談受付処理簿・勤務日誌・相談件数報告などをバラバラに作成していたものを、データベース化することにより作業の効率化を図った取り組みです。
電子化することや、データ連携の仕組みを入れることで業務は大幅に効率化することができます。IT化の基本中の基本を忠実に実施した事例のため、当然どのような業務にも展開可能です。
どの改善も数ある改善から選ばれただけあって大いに価値あるものでした。
改革というものはトップダウンだけで成果が出るものではありません。むしろ、個々の職員が日々細かなレベルで小さな改善を積み重ねることが組織全体として最も成果が現れるものです。今後も工夫を重ねながら業務の効率化に取り組んでいきたいと思います。
【コメントの扱いについて】
・個人名を挙げての批判・誹謗中傷はご遠慮下さい
・個人的な陳情や要望には対応しません。担当や市長への手紙などをご利用下さい
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2010年12月22日
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1位の若葉区納税課のプレゼンからは、うっすらと悪質滞納者に関わる骨折りも感じられ、ダントツで支持したくなりましたが、特別賞のご用意には市長の懐の深さや指導力が見られて、もっと感動しました。
本日も大変お疲れさまでした。
相互に補い合えるため捗るという事ですが、あまりにも「捗る」ため、脳のエネルギー源としてお菓子も必要で、休憩を入れて8時間勤務が限度だそうです。
世帯数 2890
人 口 7678人 この小さな町の魅力を訪ねて、年間50万人が視察に訪れると言うことに驚きです。’ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち’が町のスローガンです。