発表事項は以下の3つです。
1.病院改革の進捗状況について
2.通学路の交通安全対策について緊急合同点検を実施、対策箇所図を作成
3.平成24年千葉市政10大ニュース
まず病院改革の進捗状況ですが、以前からこのブログでもお伝えしているとおり、市立海浜病院・青葉病院の経営改革を進めてきました。
平成23年度からは地方公営企業法全部適用に移行して、病院局と病院事業管理者を設置、経営の独立性を高めることによって市からの繰入金に依存しない経営体質の確立に取り組んでいます。
今年2月には新千葉市立病院改革プランを策定し、
・市の定員削減と切り離すことで医師や看護師など必要な医療職の増員を図る(788人⇒910人)
・7対1看護体制の早期確立
・地域の医療機関等との連携を強化するため、地域連携室を充実、強化
・医療安全への取り組みを強化するため、医療安全室を設置
・それぞれ専門特化した病院づくりを目指す。青葉病院は救急医療の強化、海浜病院はがん診療や周産期医療の強化
などに取り組んでいます。
青葉病院では救急車受け入れ台数が一気に増加し、昨年12月以降は市内医療機関では最も多く市内の救急車を受け入れている状況です(平成23年平均:261件⇒平成24年平均:352件)。
受け入れ増加に伴い手狭となっている救急処置スペースについては増築を行い、平成26年度には完成する予定です。
海浜病院では今年9月に千葉県がん診療連携協力病院の指定を受けており、現在は厚生労働省が指定する地域がん診療連携拠点病院を目指して準備を進めています。がん放射線治療を実施するため、補正予算にて放射線治療装置(リニアック)の設置費用を計上し、平成26年度から治療開始できる見込みです。
周産期医療は既に平成22年度に地域周産期母子医療センターを設置、平成23年度にはMFICU(母体・胎児集中治療室)、LDR(陣痛・分娩・回復室)を設置するなどの取り組みを実施しており、分娩数・母体搬送数ともに順調に増加しています。
こうした質の高い医療、地域が求める医療を提供し、病院の機能強化に努めてきた結果、病院収支も年々改善しており、平成21年度に約47億円も一般会計から繰り入れしていたのに対し、平成24年度は約37億円と10億円も減少しています。
10億円、千葉市の財政再建にも貢献していることとなり、この間の経営改善は病院事業管理者、病院局、各病院スタッフの努力によって確実に進んでいます。
もちろん、課題はまだまだ残っており、海浜病院が既に7対1看護を実現した一方で、青葉病院が看護師確保不足から未だに7対1に移行できないなど、今後もさらなる取り組みが必須です。
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